★福島旅行⑧ ー浄土平!ー
※前回の記事の続きです。
■浄土平について
エメラルドグリーンに輝く「毘沙門沼」と雄大な磐梯山の絶景を堪能して「五色沼」を出た後は、今回の福島旅行最後の目的地へ!
今回の福島旅行最後の目的地は、福島県福島市にある「浄土平」です。
「浄土平」は、磐梯朝日国立公園(福島、山形、新潟の三県にまたがる、陸域では日本で2番目に大きな国立公園。出羽三山、朝日連峰、飯豊連峰、吾妻連峰、磐梯山、猪苗代湖までの広大な範囲に及ぶ。)の一部に属し、標高1600mに位置する湿原です。
一帯は、主に一切経山の火山噴火により生成された火山荒原と、オオシラビソを主とする針葉樹林の原生林となっており、高山植物群落や、亜高山帯の針葉樹林湿原なども点在しています。
標高1600mの平坦地である「浄土平」は、浄土平の北側にそびえる現在も噴気をあげる活火山である「一切経山」や、秀麗な小型の富士山を思わせる「吾妻小富士」といった山々、また浄土平南部の吾妻小富士と相対する古い成層火山である「桶沼」といった沼など、多くの自然に囲まれています。
そんな「浄土平」には、ビジターセンターや休憩所、また様々なコースの自然探勝路などが設置・整備されているため、「浄土平」は手軽に亜高山の自然を楽しむことのできる人気の観光スポットとなっています。
ちなみに「浄土平」は、空気が清浄な上、下界の照明も四囲の山々に遮られるため、肉眼で見える星は約6000個、また天の川は当たり前に見えるといった環境から、全国の天文ファンの聖地ともなっている場所です。
■磐梯吾妻スカイラインは迫力満点!
そんな「浄土平」へは、「磐梯吾妻スカイライン」という福島市西方の高湯温泉と土湯峠を結ぶ全長28.7kmの山岳観光道路を通って行くのですが、この「磐梯吾妻スカイライン」は、山並みや渓谷、奇岩などといったビューポイントが数多く存在し、まるで雲の上を駆け抜けているかのようなスリルや迫力を味わうことのできる道路なんです!!!
もちろん私たちも、そんな最高地点1622m、平均標高1350mの、吾妻連峰を縫うように走るパノラマコースである「磐梯吾妻スカイライン」を通って「浄土平」へ向かったのですが、その道のりは、物凄く急でスリル満点でした!!!
ですが同時に、普段は決して目にすることができないような美しい山並みなどの大迫力の景色を間近に眺めながらの、大変刺激的で楽しいドライブになりました!
一方で高所恐怖症のパパさんは、そのようなスリル満点の道をおっかなびっくり運転していました(笑)
■まるで異世界に来たかのような無機質な世界!
そんなスリルと迫力満点のパノラマコース「磐梯吾妻スカイライン」を走ること数十分。
ようやく「浄土平」一帯に辿り着きました!!!
すると標高1600mのその場所には、まるでどこかの異世界にでも来たかのような、「人間の生活感」といった類の人工的な要素を微塵も感じさせない荒涼とした景色が広がっていました!!!
まるで異世界に来たかのような、これまでに味わったことのない刺激的な感覚にゾクゾクすると同時に、そうした不思議な感覚を味わうことが大好きな私は全身から興奮が湧き上がるのを感じました!
全く人の手が加えられていない「ありのままの自然」を、この場所で味わうことができました。
先程も述べたように、「浄土平」一帯には数多くの見どころがあり、様々な楽しみ方ができるのですが、どのような楽しみ方をするかはそれぞれの見どころまでの距離などといった状況に応じて考えることにし、まずはとりあえず「浄土平」の駐車場に車を駐車しました!!!
ちなみに「浄土平」の駐車場利用者が支払う駐車料金は、お手洗いや探勝路などの地域の公共施設の維持管理、また美化清掃の事業等に用いられるそうです!
■大ハプニング発生!!!!!
駐車場に車を止め、いざ「浄土平」一帯を散策してみようと車から降りてみてビックリ!!!!!
標高1600mということで、普段私たちの生活している場所よりも多少は風が強く寒いのだろうとは思っていたのですが、これまでに感じたことがないほどの風の強さと寒さです!!!!!
この日はただでさえ記録的な風の強さだったために、この「浄土平」一帯も普段以上に風が強かったのか、はたまた「浄土平」一帯は常にこのような風の強さなのか、この日初めて「浄土平」を訪れた私には、そのどちらなのかはわかりません。
ですが標高が高くただでさえ寒いのに加えて、これまでに感じたことがないほどの風の強さでより体感温度は低く感じられ、大げさでなく1分たりとも外にいるのは難しいような状況でした!!!
そこで、今回は仕方がないのでそのまま再び車に乗って帰ろうかと考えたのですが、せっかくここまで来たので、偶然にも持参していたレインウェア(風を通さないので多少なりとも暖かいです!)に着替え、少しだけ車の外に出て、車からすぐ近くの場所で記念に写真だけ撮ることにしました!
そうして車からすぐ近くの場所で撮った写真がこちらです!
ママさんとゆづる。
私とゆづる。
寒さと強風で手が震え、これらの写真を撮るのもようやくでした!
上の写真で私たちが立っている木道、実は事前の調べでこの日ゆづると一緒に散策することを予定していた「浄土平湿原散策」のコースである木道の一部なんです!!!
冒頭でも述べたように、ここ「浄土平」には様々なコースの自然探勝路が整備されているのですが、私たちは基本的にゆづるをペットカートに乗せた状態での移動になるため、車椅子でも利用できるバリアフリー木道が整備され、所要時間も約20分だというこの「浄土平湿原散策」コースを楽しもうと思っていたんです!
「浄土平湿原散策」コースは、5月〜9月までの間、様々な高山植物の観察を楽しむことができるコースです。
ですがもちろん、説明したような状況により、事前に予定していたこの「浄土平湿原散策」コースを楽しむことはできず、車からすぐの場所にあったコースの木道の一部に立っての写真撮影のみとなりました。
■吾妻小富士!
そうして写真を撮り終え、これにて再び車に乗って「浄土平」を後にしようか迷ったのですが、私がこの日「浄土平」を訪れた目的はもう一つあったんです!
それは、浄土平にある休憩施設「浄土平レストハウス」にて、浄土平オリジナルの「塩バニラ」ソフトクリームを食べること!!!
全身が震えるほどの寒さで既にソフトクリームを食べる気など失せていましたが、せっかくここまで来たのだから、と、ソフトクリームを食べないにせよ、とりあえず「浄土平レストハウス」へ行ってみることにしました!
幸い「浄土平レストハウス」は、車を止めた「浄土平」の駐車場からすぐの場所にあります。
とはいえ、それほどの短い距離でも、あまりの強風と寒さにより本当に大変な思いでの移動でした。
ちなみに、どの道「浄土平レストハウス」内はペットの同伴が不可ということもあり、大変な寒がりのパパさんとゆづるは車の中で待っていることにし、ママさんと私のみで「浄土平レストハウス」へ向かいました!
と、その前に、私がこの「浄土平」でもう一つだけ立ち寄りたい場所が!!!
それは、「浄土平」一帯に存在する山々のうちの一つであり、最も多くの人が足を運ぶ「吾妻小富士」です!
というのもこの「吾妻小富士」は、「浄土平」の駐車場から10分程度歩くと、その火口壁に立つことができる山なんです!!!
事前にたくさんの写真を見て、この「吾妻小富士」の火口壁のあまりの絶景に、ぜひその絶景をこの目で見てみたいと思っていたんです!!!
ところがその「吾妻小富士」の火口壁へは階段を上っていかなければならず、前回の記事で説明した状況と同様に、ただでさえ歩くことが好きではないゆづるが階段を上ってくれるわけはなく、かといって重たいゆづるを抱っこして階段を上ることもできず、まして階段ではいつもゆづるを乗せているペットカートを使用することもできず、更にこの「浄土平」ではあまりの強風と寒さにより1分たりとも外にいることが難しいという状況も加わって、ゆづるを連れて「吾妻小富士」の火口壁を目指すのはとても無理でしたが、もしかしたらママさんと私のみでなら目指すことができるかもしれない!!!と思い、「浄土平レストハウス」へ行く前に、とりあえず「吾妻小富士」の近くまで行ってみました!
するとそこには「吾妻小富士」の火口壁を目指すための階段があり、せっかくここまで来たのだから行けるところまで行ってみようかと、ママさんと一緒に究極まで迷ったのですが、やはりあまりの強風と寒さにより、この日は私たちのみでも目指すことは困難であると判断し、火口壁を目指すための階段の手前に設置されている「吾妻小富士」の標識にて、記念に写真だけ撮って「浄土平レストハウス」を目指しました!
ちなみに「吾妻小富士」の火口壁はとてつもない絶景なので、ご興味のある方はぜひインターネットなどで検索されてみてくださいね。
■いよいよその時が!
ところで、今回の福島旅行記の中で何度かお伝えしてきた、いつバッテリーの充電が完全に切れてもおかしくないといった状況の私のカメラのバッテリートラブル(詳細はこちらの記事をご覧ください。)ですが、前日の福島旅行1日目の早い段階でカメラのバッテリー残量が僅かになっていたのにもかかわらず、なんとこの時まで辛うじてバッテリーの充電は持っていたんです!!!
そしてとうとう、上の「吾妻小富士」の標識での写真を撮ったところで、バッテリーが完全に切れてしまいました。
そのため以下の写真は、スマートフォンで撮影した写真になります。
やはり最後の最後までは(私のカメラのバッテリーは)持ちませんでしたが、今回の福島旅行におけるほとんどの写真をカメラで撮影することができないといった状況が危惧された中で、このように大半の写真をカメラで撮影できたことは奇跡に近く、本当に良かったです!!!
今後旅行に行く際は、例えフル充電した状態のバッテリーを複数個持参していたとしても、万が一のことを考え必ずバッテリーチャージャーも持参したいと思います!
■浄土平オリジナルの塩バニラソフトクリーム!
さて、「吾妻小富士」の火口壁を目指すことは諦め、「吾妻小富士」の標識にて記念撮影だけ済ませた後は、私のお目当ての「塩バニラ」ソフトクリームがある「浄土平レストハウス」へ!
「塩バニラ」ソフトクリームを食べることが、この「浄土平」を訪れた一つの目的ではあったのですが、先程も書いたようにあまりの強風と寒さにより既にソフトクリームを食べる気は失せていたため、すぐに「塩バニラ」ソフトクリームを食べることはせずに、まずは一通り「浄土平レストハウス」内を見て回りました!
「浄土平レストハウス」内を見て回る途中、ママさんはお土産に「福島ももクランチ」を購入しました!
この「福島ももクランチ」は、桃風味のチョコレートクランチです!
そんなこんなで「浄土平レストハウス」内を見て回っていると、徐々に体が温まってきたため、やはりせっかくなのでお目当ての浄土平オリジナルの「塩バニラ」ソフトクリームをいただくことにしました!!!
そうして購入した、浄土平オリジナルの「塩バニラ」ソフトクリームがこちらです!!!
あまりの強風と寒さにより、外ではとてもいただけそうになかったので、引き続きパパさんとゆづるには車の中で待っていてもらい、「浄土平レストハウス」内でいただきました!
温泉水から作られた山塩、ミネラルをたっぷり含んだ100%手作りの自然塩が使用されているというこの「塩バニラ」ソフトクリームが、最高に美味しかったです!!!
ですがやはり個人的には、「五色沼」でいただいた「五色沼ソフト」(前回の記事参照)には敵いません。
ちなみにママさん的には、こちらの浄土平オリジナルの「塩バニラ」ソフトクリームの方が美味しかったそうです!!!
何はともあれ、お目当てのソフトクリームが食べられないかというほどの寒さの中、無事に食べることができて良かったです!
■浄土平の感想
そうして無事にお目当ての「塩バニラ」ソフトクリームもいただいた後は、車で待つパパさんとゆづるのもとへ戻り、これにて今回の福島旅行最後の目的地である「浄土平」を後にし、同時に福島県内も後にして帰路に就きました。
「浄土平」への往路同様、「浄土平」からの帰りももちろん「磐梯吾妻スカイライン」を通ったのですが、往路同様にスリルと迫力満点の道のりで、再び山並みや奇岩などの大迫力の景色を間近に見ながらのドライブをたっぷり楽しむことができました!!!
今回の福島旅行最後の目的地であった「浄土平」は、まるで異世界に来たかのような無機質な世界、ありのままの自然を味わうことのできる、大変壮大で刺激的な場所でした!
先程から書いているように、この日はあまりの強風と寒さにより「浄土平」一帯を十分に散策できなかったことが非常に残念ですが、それでもこの「浄土平」は、一度そこに降り立つだけで、「ありのままの壮大な自然」や「自然の力強さ」を感じることのできる場所でした!
ですがやはり絶景を眺めることのできる「吾妻小富士」の火口壁など、「浄土平」一帯の様々な場所を散策してみたいので、ゆづるを連れて「吾妻小富士」の火口壁までの階段を上ることができるよう、前回の「五色沼」を訪れた際の記事で書いたことと同様に、ゆづるを背負って歩くことができるような「犬用リュック」などを準備して、いつかまたこの「浄土平」を訪れたいと思います!
そしてその時には、今回のような強風が吹いていませんように!
ちなみにこの「浄土平」を出た後は、パパさん・ママさんが、福島を訪れたのだから「喜多方ラーメン」を食べて帰りたいということで、営業時間内に間に合えば、事前に調べておいたペットと一緒に喜多方ラーメンが食べられるお店「北の茶屋」(福島県磐梯町)さんに寄って帰ろうと思ったのですが、「浄土平」を出る際に「北の茶屋」さんにお電話にて確認させていただいたところ、この日の営業は17時までということで、「浄土平」を出る頃には15時半を過ぎていたため、到着が営業時間内にギリギリ間に合わないと判断し、残念ですが「北の茶屋」さんにて「喜多方ラーメン」をいただくことは諦め、そのまま帰路に着きました。
ですが、「北の茶屋」さんはぜひ訪れたいお店なので、次回福島を訪れた際には必ず立ち寄りたいと思います!
■帰り道での出来事!
そうして帰路に就いた私たちですが、帰り道では、予報にはなかった雨が降ったり止んだりを繰り返すような場面もありましたが、雨の合間には久しぶりに虹も見ることができ、何だかハッピーな気分になりました!
わかりにくいかもしれませんが、下の写真に虹が写っています。
とりわけ初日は雨の予報だった今回の福島旅行ですが、2日間ほとんど雨を気にすることなく観光を楽しむことができて本当に良かったです!
ちなみに、途中に寄った「安達太良SA(上)」にて購入したジャワカレーパンが大変美味しかったのですが、写真を撮り忘れてしまいました。
そして「中郷SA(上)」では、今回の福島旅行でお世話になったペンション「CANINE HILLS」のオーナー様がおすすめしてくださった、福島名物である「柏屋薄皮饅頭」を発見して購入したのですが、これが物凄く美味しかったです!!!
「薄皮」という名前の通り皮が薄いので重くなく、また中の餡子も甘過ぎず、全くしつこくならない本当に美味しいお饅頭で、家族全員大絶賛でした!!!
美味しいお土産を紹介してくださった、「CANINE HILLS」のオーナー様に感謝です!
ということでいくつかのサービスエリアに寄りながら、無事に帰宅しました。
■福島旅行の感想
今回の福島旅行は、「人の温かさとたくさんの自然に触れることができた旅行」でした!!!
旅行初日に訪れた「鶴ヶ城公園」では、「會津十楽」というイベントを通して会津を愛する多くの人々の想いを感じ、とりわけ今回の福島旅行でお世話になったペンション「CANINE HILLS」では、ペンションを営むご夫婦にたくさんの素敵なお話を聞かせていただき、どこか懐かしい気持ちになるような不思議で心温まる、そして思い出に残る時間を過ごさせていただきました!!!
旅行2日目は、「磐梯観光船」に乗ったり、「五色沼」を訪れたり、そしてこの「浄土平」を訪れたりと、たくさんの自然に触れ、自然の力強さを肌で感じることのできた一日でした!!!
たくさんの自然と人の温かさに包まれた福島は、本当に素敵で美しい場所なのだと感じることのできた旅行でした!
福島県にはまだまだ見どころがたくさんあり、私自身が事前に調べて訪れたかった場所や、ゆづると一緒にやってみたかったこと、食べたかった食べ物、そしてお世話になったペンション「CANINE HILLS」を営むご夫婦がおすすめしてくださった場所など、今回の旅行では訪れることのできなかった場所やできなかったことが山ほどあるので、必ずまた福島を訪れ、色々な場所へ行ったり、色々なことを経験したいと思います!
今回も、本当に充実した旅行になりました。
ということで以上、5月6日〜7日の福島旅行記でした〜!
今回も長い連載に最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
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■浄土平について
エメラルドグリーンに輝く「毘沙門沼」と雄大な磐梯山の絶景を堪能して「五色沼」を出た後は、今回の福島旅行最後の目的地へ!
今回の福島旅行最後の目的地は、福島県福島市にある「浄土平」です。
「浄土平」は、磐梯朝日国立公園(福島、山形、新潟の三県にまたがる、陸域では日本で2番目に大きな国立公園。出羽三山、朝日連峰、飯豊連峰、吾妻連峰、磐梯山、猪苗代湖までの広大な範囲に及ぶ。)の一部に属し、標高1600mに位置する湿原です。
一帯は、主に一切経山の火山噴火により生成された火山荒原と、オオシラビソを主とする針葉樹林の原生林となっており、高山植物群落や、亜高山帯の針葉樹林湿原なども点在しています。
標高1600mの平坦地である「浄土平」は、浄土平の北側にそびえる現在も噴気をあげる活火山である「一切経山」や、秀麗な小型の富士山を思わせる「吾妻小富士」といった山々、また浄土平南部の吾妻小富士と相対する古い成層火山である「桶沼」といった沼など、多くの自然に囲まれています。
そんな「浄土平」には、ビジターセンターや休憩所、また様々なコースの自然探勝路などが設置・整備されているため、「浄土平」は手軽に亜高山の自然を楽しむことのできる人気の観光スポットとなっています。
ちなみに「浄土平」は、空気が清浄な上、下界の照明も四囲の山々に遮られるため、肉眼で見える星は約6000個、また天の川は当たり前に見えるといった環境から、全国の天文ファンの聖地ともなっている場所です。
■磐梯吾妻スカイラインは迫力満点!
そんな「浄土平」へは、「磐梯吾妻スカイライン」という福島市西方の高湯温泉と土湯峠を結ぶ全長28.7kmの山岳観光道路を通って行くのですが、この「磐梯吾妻スカイライン」は、山並みや渓谷、奇岩などといったビューポイントが数多く存在し、まるで雲の上を駆け抜けているかのようなスリルや迫力を味わうことのできる道路なんです!!!
もちろん私たちも、そんな最高地点1622m、平均標高1350mの、吾妻連峰を縫うように走るパノラマコースである「磐梯吾妻スカイライン」を通って「浄土平」へ向かったのですが、その道のりは、物凄く急でスリル満点でした!!!
ですが同時に、普段は決して目にすることができないような美しい山並みなどの大迫力の景色を間近に眺めながらの、大変刺激的で楽しいドライブになりました!
一方で高所恐怖症のパパさんは、そのようなスリル満点の道をおっかなびっくり運転していました(笑)
■まるで異世界に来たかのような無機質な世界!
そんなスリルと迫力満点のパノラマコース「磐梯吾妻スカイライン」を走ること数十分。
ようやく「浄土平」一帯に辿り着きました!!!
すると標高1600mのその場所には、まるでどこかの異世界にでも来たかのような、「人間の生活感」といった類の人工的な要素を微塵も感じさせない荒涼とした景色が広がっていました!!!
まるで異世界に来たかのような、これまでに味わったことのない刺激的な感覚にゾクゾクすると同時に、そうした不思議な感覚を味わうことが大好きな私は全身から興奮が湧き上がるのを感じました!
全く人の手が加えられていない「ありのままの自然」を、この場所で味わうことができました。
先程も述べたように、「浄土平」一帯には数多くの見どころがあり、様々な楽しみ方ができるのですが、どのような楽しみ方をするかはそれぞれの見どころまでの距離などといった状況に応じて考えることにし、まずはとりあえず「浄土平」の駐車場に車を駐車しました!!!
ちなみに「浄土平」の駐車場利用者が支払う駐車料金は、お手洗いや探勝路などの地域の公共施設の維持管理、また美化清掃の事業等に用いられるそうです!
■大ハプニング発生!!!!!
駐車場に車を止め、いざ「浄土平」一帯を散策してみようと車から降りてみてビックリ!!!!!
標高1600mということで、普段私たちの生活している場所よりも多少は風が強く寒いのだろうとは思っていたのですが、これまでに感じたことがないほどの風の強さと寒さです!!!!!
この日はただでさえ記録的な風の強さだったために、この「浄土平」一帯も普段以上に風が強かったのか、はたまた「浄土平」一帯は常にこのような風の強さなのか、この日初めて「浄土平」を訪れた私には、そのどちらなのかはわかりません。
ですが標高が高くただでさえ寒いのに加えて、これまでに感じたことがないほどの風の強さでより体感温度は低く感じられ、大げさでなく1分たりとも外にいるのは難しいような状況でした!!!
そこで、今回は仕方がないのでそのまま再び車に乗って帰ろうかと考えたのですが、せっかくここまで来たので、偶然にも持参していたレインウェア(風を通さないので多少なりとも暖かいです!)に着替え、少しだけ車の外に出て、車からすぐ近くの場所で記念に写真だけ撮ることにしました!
そうして車からすぐ近くの場所で撮った写真がこちらです!
ママさんとゆづる。
私とゆづる。
寒さと強風で手が震え、これらの写真を撮るのもようやくでした!
上の写真で私たちが立っている木道、実は事前の調べでこの日ゆづると一緒に散策することを予定していた「浄土平湿原散策」のコースである木道の一部なんです!!!
冒頭でも述べたように、ここ「浄土平」には様々なコースの自然探勝路が整備されているのですが、私たちは基本的にゆづるをペットカートに乗せた状態での移動になるため、車椅子でも利用できるバリアフリー木道が整備され、所要時間も約20分だというこの「浄土平湿原散策」コースを楽しもうと思っていたんです!
「浄土平湿原散策」コースは、5月〜9月までの間、様々な高山植物の観察を楽しむことができるコースです。
ですがもちろん、説明したような状況により、事前に予定していたこの「浄土平湿原散策」コースを楽しむことはできず、車からすぐの場所にあったコースの木道の一部に立っての写真撮影のみとなりました。
■吾妻小富士!
そうして写真を撮り終え、これにて再び車に乗って「浄土平」を後にしようか迷ったのですが、私がこの日「浄土平」を訪れた目的はもう一つあったんです!
それは、浄土平にある休憩施設「浄土平レストハウス」にて、浄土平オリジナルの「塩バニラ」ソフトクリームを食べること!!!
全身が震えるほどの寒さで既にソフトクリームを食べる気など失せていましたが、せっかくここまで来たのだから、と、ソフトクリームを食べないにせよ、とりあえず「浄土平レストハウス」へ行ってみることにしました!
幸い「浄土平レストハウス」は、車を止めた「浄土平」の駐車場からすぐの場所にあります。
とはいえ、それほどの短い距離でも、あまりの強風と寒さにより本当に大変な思いでの移動でした。
ちなみに、どの道「浄土平レストハウス」内はペットの同伴が不可ということもあり、大変な寒がりのパパさんとゆづるは車の中で待っていることにし、ママさんと私のみで「浄土平レストハウス」へ向かいました!
と、その前に、私がこの「浄土平」でもう一つだけ立ち寄りたい場所が!!!
それは、「浄土平」一帯に存在する山々のうちの一つであり、最も多くの人が足を運ぶ「吾妻小富士」です!
というのもこの「吾妻小富士」は、「浄土平」の駐車場から10分程度歩くと、その火口壁に立つことができる山なんです!!!
事前にたくさんの写真を見て、この「吾妻小富士」の火口壁のあまりの絶景に、ぜひその絶景をこの目で見てみたいと思っていたんです!!!
ところがその「吾妻小富士」の火口壁へは階段を上っていかなければならず、前回の記事で説明した状況と同様に、ただでさえ歩くことが好きではないゆづるが階段を上ってくれるわけはなく、かといって重たいゆづるを抱っこして階段を上ることもできず、まして階段ではいつもゆづるを乗せているペットカートを使用することもできず、更にこの「浄土平」ではあまりの強風と寒さにより1分たりとも外にいることが難しいという状況も加わって、ゆづるを連れて「吾妻小富士」の火口壁を目指すのはとても無理でしたが、もしかしたらママさんと私のみでなら目指すことができるかもしれない!!!と思い、「浄土平レストハウス」へ行く前に、とりあえず「吾妻小富士」の近くまで行ってみました!
するとそこには「吾妻小富士」の火口壁を目指すための階段があり、せっかくここまで来たのだから行けるところまで行ってみようかと、ママさんと一緒に究極まで迷ったのですが、やはりあまりの強風と寒さにより、この日は私たちのみでも目指すことは困難であると判断し、火口壁を目指すための階段の手前に設置されている「吾妻小富士」の標識にて、記念に写真だけ撮って「浄土平レストハウス」を目指しました!
ちなみに「吾妻小富士」の火口壁はとてつもない絶景なので、ご興味のある方はぜひインターネットなどで検索されてみてくださいね。
■いよいよその時が!
ところで、今回の福島旅行記の中で何度かお伝えしてきた、いつバッテリーの充電が完全に切れてもおかしくないといった状況の私のカメラのバッテリートラブル(詳細はこちらの記事をご覧ください。)ですが、前日の福島旅行1日目の早い段階でカメラのバッテリー残量が僅かになっていたのにもかかわらず、なんとこの時まで辛うじてバッテリーの充電は持っていたんです!!!
そしてとうとう、上の「吾妻小富士」の標識での写真を撮ったところで、バッテリーが完全に切れてしまいました。
そのため以下の写真は、スマートフォンで撮影した写真になります。
やはり最後の最後までは(私のカメラのバッテリーは)持ちませんでしたが、今回の福島旅行におけるほとんどの写真をカメラで撮影することができないといった状況が危惧された中で、このように大半の写真をカメラで撮影できたことは奇跡に近く、本当に良かったです!!!
今後旅行に行く際は、例えフル充電した状態のバッテリーを複数個持参していたとしても、万が一のことを考え必ずバッテリーチャージャーも持参したいと思います!
■浄土平オリジナルの塩バニラソフトクリーム!
さて、「吾妻小富士」の火口壁を目指すことは諦め、「吾妻小富士」の標識にて記念撮影だけ済ませた後は、私のお目当ての「塩バニラ」ソフトクリームがある「浄土平レストハウス」へ!
「塩バニラ」ソフトクリームを食べることが、この「浄土平」を訪れた一つの目的ではあったのですが、先程も書いたようにあまりの強風と寒さにより既にソフトクリームを食べる気は失せていたため、すぐに「塩バニラ」ソフトクリームを食べることはせずに、まずは一通り「浄土平レストハウス」内を見て回りました!
「浄土平レストハウス」内を見て回る途中、ママさんはお土産に「福島ももクランチ」を購入しました!
この「福島ももクランチ」は、桃風味のチョコレートクランチです!
そんなこんなで「浄土平レストハウス」内を見て回っていると、徐々に体が温まってきたため、やはりせっかくなのでお目当ての浄土平オリジナルの「塩バニラ」ソフトクリームをいただくことにしました!!!
そうして購入した、浄土平オリジナルの「塩バニラ」ソフトクリームがこちらです!!!
あまりの強風と寒さにより、外ではとてもいただけそうになかったので、引き続きパパさんとゆづるには車の中で待っていてもらい、「浄土平レストハウス」内でいただきました!
温泉水から作られた山塩、ミネラルをたっぷり含んだ100%手作りの自然塩が使用されているというこの「塩バニラ」ソフトクリームが、最高に美味しかったです!!!
ですがやはり個人的には、「五色沼」でいただいた「五色沼ソフト」(前回の記事参照)には敵いません。
ちなみにママさん的には、こちらの浄土平オリジナルの「塩バニラ」ソフトクリームの方が美味しかったそうです!!!
何はともあれ、お目当てのソフトクリームが食べられないかというほどの寒さの中、無事に食べることができて良かったです!
■浄土平の感想
そうして無事にお目当ての「塩バニラ」ソフトクリームもいただいた後は、車で待つパパさんとゆづるのもとへ戻り、これにて今回の福島旅行最後の目的地である「浄土平」を後にし、同時に福島県内も後にして帰路に就きました。
「浄土平」への往路同様、「浄土平」からの帰りももちろん「磐梯吾妻スカイライン」を通ったのですが、往路同様にスリルと迫力満点の道のりで、再び山並みや奇岩などの大迫力の景色を間近に見ながらのドライブをたっぷり楽しむことができました!!!
今回の福島旅行最後の目的地であった「浄土平」は、まるで異世界に来たかのような無機質な世界、ありのままの自然を味わうことのできる、大変壮大で刺激的な場所でした!
先程から書いているように、この日はあまりの強風と寒さにより「浄土平」一帯を十分に散策できなかったことが非常に残念ですが、それでもこの「浄土平」は、一度そこに降り立つだけで、「ありのままの壮大な自然」や「自然の力強さ」を感じることのできる場所でした!
ですがやはり絶景を眺めることのできる「吾妻小富士」の火口壁など、「浄土平」一帯の様々な場所を散策してみたいので、ゆづるを連れて「吾妻小富士」の火口壁までの階段を上ることができるよう、前回の「五色沼」を訪れた際の記事で書いたことと同様に、ゆづるを背負って歩くことができるような「犬用リュック」などを準備して、いつかまたこの「浄土平」を訪れたいと思います!
そしてその時には、今回のような強風が吹いていませんように!
ちなみにこの「浄土平」を出た後は、パパさん・ママさんが、福島を訪れたのだから「喜多方ラーメン」を食べて帰りたいということで、営業時間内に間に合えば、事前に調べておいたペットと一緒に喜多方ラーメンが食べられるお店「北の茶屋」(福島県磐梯町)さんに寄って帰ろうと思ったのですが、「浄土平」を出る際に「北の茶屋」さんにお電話にて確認させていただいたところ、この日の営業は17時までということで、「浄土平」を出る頃には15時半を過ぎていたため、到着が営業時間内にギリギリ間に合わないと判断し、残念ですが「北の茶屋」さんにて「喜多方ラーメン」をいただくことは諦め、そのまま帰路に着きました。
ですが、「北の茶屋」さんはぜひ訪れたいお店なので、次回福島を訪れた際には必ず立ち寄りたいと思います!
■帰り道での出来事!
そうして帰路に就いた私たちですが、帰り道では、予報にはなかった雨が降ったり止んだりを繰り返すような場面もありましたが、雨の合間には久しぶりに虹も見ることができ、何だかハッピーな気分になりました!
わかりにくいかもしれませんが、下の写真に虹が写っています。
とりわけ初日は雨の予報だった今回の福島旅行ですが、2日間ほとんど雨を気にすることなく観光を楽しむことができて本当に良かったです!
ちなみに、途中に寄った「安達太良SA(上)」にて購入したジャワカレーパンが大変美味しかったのですが、写真を撮り忘れてしまいました。
そして「中郷SA(上)」では、今回の福島旅行でお世話になったペンション「CANINE HILLS」のオーナー様がおすすめしてくださった、福島名物である「柏屋薄皮饅頭」を発見して購入したのですが、これが物凄く美味しかったです!!!
「薄皮」という名前の通り皮が薄いので重くなく、また中の餡子も甘過ぎず、全くしつこくならない本当に美味しいお饅頭で、家族全員大絶賛でした!!!
美味しいお土産を紹介してくださった、「CANINE HILLS」のオーナー様に感謝です!
ということでいくつかのサービスエリアに寄りながら、無事に帰宅しました。
■福島旅行の感想
今回の福島旅行は、「人の温かさとたくさんの自然に触れることができた旅行」でした!!!
旅行初日に訪れた「鶴ヶ城公園」では、「會津十楽」というイベントを通して会津を愛する多くの人々の想いを感じ、とりわけ今回の福島旅行でお世話になったペンション「CANINE HILLS」では、ペンションを営むご夫婦にたくさんの素敵なお話を聞かせていただき、どこか懐かしい気持ちになるような不思議で心温まる、そして思い出に残る時間を過ごさせていただきました!!!
旅行2日目は、「磐梯観光船」に乗ったり、「五色沼」を訪れたり、そしてこの「浄土平」を訪れたりと、たくさんの自然に触れ、自然の力強さを肌で感じることのできた一日でした!!!
たくさんの自然と人の温かさに包まれた福島は、本当に素敵で美しい場所なのだと感じることのできた旅行でした!
福島県にはまだまだ見どころがたくさんあり、私自身が事前に調べて訪れたかった場所や、ゆづると一緒にやってみたかったこと、食べたかった食べ物、そしてお世話になったペンション「CANINE HILLS」を営むご夫婦がおすすめしてくださった場所など、今回の旅行では訪れることのできなかった場所やできなかったことが山ほどあるので、必ずまた福島を訪れ、色々な場所へ行ったり、色々なことを経験したいと思います!
今回も、本当に充実した旅行になりました。
ということで以上、5月6日〜7日の福島旅行記でした〜!
今回も長い連載に最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
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