★山中湖旅行② ー忍野八海!ー
※前回の記事の続きです。
■「忍野八海」について
今回の旅行の最初の目的地であった「ほうとう 富士の茶屋」を出た後は、この日の次の目的地へ!
この日2か所目に訪れたのは、山梨県忍野村にある「忍野八海」です!
「忍野八海」のある忍野村は、かつて村全体が宇津湖(うつこ)と呼ばれる巨大な湖だったと言われています。
目の前には、幾度となく噴火を繰り返す富士山があり、延暦19年(西暦800年)の大噴火において、巨大な宇津湖が流れる溶岩によって2つに分断され、山中湖、そして忍野湖という2つの湖が誕生しました。
一方の忍野湖は、長い富士山噴火活動期を経た後、湖が涸れ、干上がって盆地となってしまいましたが、富士山や付近の火山山麓の伏流水を水源とするいくつかの湧水池(湧水の出口が池として残ったもの)が残りました。
そのうちの代表的な8つの湧水池の総称こそが、「忍野八海」なのです。
(※ちなみに、かつてこの地に存在した「忍野湖」の存在は確かなものですが、「忍野湖」と「山中湖」がかつては1つの巨大な「宇津湖」であったとする説については、標高差の地形的観点及び山梨県環境科学研究所のボーリング調査により宇津湖の存在が否定されるなど、諸説あるようです。)
「忍野八海」は、そのような特異な自然現象と、富士山に降り積もる雪解け水が数十年という歳月をかけてろ過され澄みきった水となった美しく神秘的な姿から、訪れる観光客も多く、富士山周辺の人気の観光地として広く知られています。
そんな「忍野八海」は、「形状、水質、水量、保全状況、景観、仏教思想(富士信仰)など」の観点から、1934年に国の天然記念物に指定されたほか、1985年には環境庁から全国名水百選に選定、1994年には県新富嶽百景選定地に指定、更に2013年には「富士山ー信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部として、世界文化遺産にも登録されました。
ちなみに「池」であるにもかかわらず「八海」と呼ばれるの理由は、8つの湧水池が大変神聖なもので、「池」というには勿体無いほど尊いためだそうです。
今回は、ゆづると一緒にそんな富士山周辺の人気の観光地である「忍野八海」に属する8つの湧水池全てを巡ることを目標に、「忍野八海」を訪れました!
■「忍野八海」一帯の中で最も賑わうエリア!
さて、「忍野八海」に到着し、車を降りると、まず最初に昔ながらの情緒漂う茅葺き屋根が印象的なお土産物屋さんなどが立ち並ぶ、8つの湧水池が集まる「忍野八海」一帯の中でも最も多くの人で賑わうエリアに辿り着きました!
3連休の中日ということもあって大賑わいを見せていたその場所は、茅葺き屋根が印象的ないくつかのお土産物屋さんだけでなく、大きな美しい池もあり、大変風情ある素敵な場所でした!
(※ちなみに後ほど詳しく説明しますが、「忍野八海」一帯の中で最も多くの人で賑わうこの場所にある大きな池は「中池」という池で、「忍野八海」に属する8つの湧水池のうちの一つではありません。)
そんな昔ながらの情緒漂う素敵な場所にて、まずはお写真です!
ママさんとゆづる。
私とゆづる。
ちなみにこの日は快晴だったものの、夕方以降は夏の時期特有の急な雷雨があるかもしれないとのことだったため、「忍野八海」一帯の中で最も多くの人で賑わうこのエリアには後ほど再び戻って来ることにして、簡単に写真撮影を済ませた後は、晴れているうちに出来る限り多くの湧水池を巡るべく、この日最初の湧水池を目指して早々に歩を進めました!
■七番霊場「鏡池」!
かつて富士講の信者たちが富士山登頂前に水行を行なったとされる「忍野八海」には、1843年に各池に守護神の「八大竜王」が祀られ、「忍野八海」に属する8つの湧水池のうちの「出口池」を一番霊場、「菖蒲池」を八番霊場とする巡礼路が整備されていますが、今回私たちは出来る限り早めに多くの湧水池を巡るため、巡礼路通りではなく、今いる場所から近い場所にある湧水池から順に巡っていくことにしました!
ということで、まずは最初に辿り着いた「忍野八海」一帯の中で最も多くの人で賑わう「中池」付近のエリアから北に進むと、すぐに1つ目の湧水池を発見しました!!!
この日私たちが最初に辿り着いた湧水池は、七番霊場の「鏡池」です!
「鏡池」は、湧水が大変少ない池で、細長い形をしていました。
この池は、条件が整えば水面にはっきりと富士山が映り込み(そのことから「鏡池」と呼ばれています。)、見事な「逆さ富士」を見ることができるとのことでしたが、残念ながら私たちが訪れたこの日のこの時間帯には、水面に富士山は映り込んでいませんでした。
ちなみに「忍野八海」に属する8つの各池には、「忍野八海」再興の一環として作られたとされる石碑が設置されており、それらの石碑には、池の名称、禊ぎの順番、竜王名、和歌などが刻まれています。
(上の写真の看板の横に写っている「鏡池」の石碑には、「摩那斯竜王(マナシンりゅうおう)」という竜王名が刻まれており、「摩那斯」とはサンスクリット語で「慈心」いう意味で、日照り続きの時に人々が七日間祈り続けると、雨を降らせて大地を潤してくれる慈悲深い竜王なのだそうです。)
辿り着いた全ての湧水池でゆづると一緒に記念撮影をしようということで、最初に辿り着いたこの「鏡池」でも早速お写真を撮りました!
■八番霊場「菖蒲池」!
そうして最初に辿り着いた「鏡池」を後にし、「鏡池」からやや東に進むと、またもやすぐに2つ目の湧水池を発見しました!!!
この日私たちが2番目に辿り着いた湧水池は、八番霊場の「菖蒲池」です!
「菖蒲池」では、その名の通り、大人の背丈ほどに成長したショウブ(サトイモ科)と外来種であるキショウブ(アヤメ科)等の植物を見ることができ、この池のショウブを身体に巻いて祈願すれば、病気が治るという伝説があるそうです。
「菖蒲池」には、たくさんの鯉も泳いでいました!
そんな「菖蒲池」でも、ゆづると一緒に記念撮影をしました!
ちなみにこの「菖蒲池」の奥には、「八海菖蒲池公園」という公園があり、そちらも少しだけ覗いてみたのですが、これまた昔ながらの情緒溢れる、大変素敵な空間になっていました!
こちらの「八海菖蒲池公園」は、目の前に富士山を眺めることができ、東屋や、茅葺き屋根の茶屋、その名も「かやぶき茶屋」なども隣接していることから、忍野八海散策の休憩ポイントとして多くの観光客の方に利用されているそうです。
■人工池の「中池」!
そうして2番目に辿り着いた「菖蒲池」周辺の散策を終えた後は、地図を見たところこれ以上先には「忍野八海」に属する湧水池はないようだったので、再び最初に辿り着いた「忍野八海」一帯の中で最も賑わう「中池」付近のエリアへと引き返しました!
最初に写真を撮った、「忍野八海」一帯の中で最も賑わう「中池」付近に到着し、改めて「中池」周辺を散策!
「中池」には、この「忍野八海」が「日本名水百選地」であることを示す石碑もありました!
「忍野八海」一帯の中心部にあり、かつ規模が大きいことから、「忍野八海」を訪れる多くの人々が鑑賞を楽しむこの「中池」ですが、先程もちらっと書いたように、実は「忍野八海」に属する8つの湧水池のうちの1つではないんです!!!
というのもこの「中池」は、隣接する旅館「池本荘」の脇のテニスコートであった土地を池に造成した、いわゆる「人工池」なんです。
しかしその規模の大きさと美しさ、そして「忍野八海」一帯の中心部にあることなどから、この「中池」を「忍野八海」に属する8つの池のうちの1つであると誤認してしまう人が多いことや、特異な自然現象によって出来上がった価値のある多くの天然の湧水池があるのにもかかわらず、このような人工の池が天然の池以上に注目を集めてしまうといった点などを問題視する声が非常に多いそうです。
とはいえこの「中池」も、人工的に作られた池ではあるものの、もちろん池の水は正真正銘の湧水であり、その透き通った神秘的なコバルトブルーの水の雄大さと美しさは、多くの人々を惹きつけ、釘付けにするのも納得のものでした!!!
先程も書いたように、この「中池」の存在には賛否両論あるようですが、個人的には天然であろうと人工であろうと、「美しいものは美しい」し、美しいものを美しいと感じること、評することは何ら間違ったことではないと思います。
一方で、特異な自然現象によって出来上がった価値ある湧水池が周辺に存在する「忍野八海」の地をせっかく訪れたのにもかかわらず、それらの湧水池を観賞することなく観光を終えてしまうのは勿体無いことであるのは確かだと思うので、この「中池」が「忍野八海」に属するその他の湧水池に足を運ぶきっかけになったり、人工池である「中池」と「忍野八海」に属するその他の湧水池を比較して楽しむことができれば、より素敵なことだと思います。
■五番霊場「湧池」!
そうして「忍野八海」一帯の中で最も賑わう「中池」周辺の散策を終えた後は、そのすぐそばに発見した次の湧水池へ!
この日私たちが3番目に辿り着いた湧水池は、五番霊場の「湧池」です!
「湧池」は、「忍野八海」に属する8つの湧水池の中で最大の湧水量であり、揺れ動く水面や深い水底の景観が非常に美しいことから、「忍野八海」を代表する池となっており、8つの湧水池の中で最も賑わいを見せている池です。
(そんな代表的な池であるにもかかわらず、説明が書かれた看板の写真を撮り忘れてしまいました…。)
1983年に、なんとこの「湧池」の水がNASAのスペースシャトルレンジャー号に搭載され、宇宙において人工雪を作る実験に使用されたことでも名高い湧水池です。
そんな「忍野八海」を代表する湧水池である「湧池」は、極めて透明感のある、「これぞ湧水」というような澄んで透き通ったエメラルドグリーンの水が本当に美しい池で、そんな「湧池」の周りには、この日も多くの人々が集まっていました!!!
ちなみにこの「湧池」、奥に珪藻土層でなる水中洞窟を持ち、潜水調査により池の底から最奥部まで約55mあることが確認されたんだとか!!!
そしてもちろん、「忍野八海」を代表する湧水池である「湧池」でも、ゆづると一緒に記念撮影です!
そうして3番目に辿り着いた「湧池」を後にし、次の湧水池へ!
「忍野八海」に属する8つの湧水池の中でまだ巡っていない湧水池を可能な限り巡り、「忍野八海」一帯にあるお土産物屋さんにてお買い物を楽しんだり、「忍野八海」ならではのソフトクリームをいただいたりする、続きのお話は次回です!
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■「忍野八海」について
今回の旅行の最初の目的地であった「ほうとう 富士の茶屋」を出た後は、この日の次の目的地へ!
この日2か所目に訪れたのは、山梨県忍野村にある「忍野八海」です!
「忍野八海」のある忍野村は、かつて村全体が宇津湖(うつこ)と呼ばれる巨大な湖だったと言われています。
目の前には、幾度となく噴火を繰り返す富士山があり、延暦19年(西暦800年)の大噴火において、巨大な宇津湖が流れる溶岩によって2つに分断され、山中湖、そして忍野湖という2つの湖が誕生しました。
一方の忍野湖は、長い富士山噴火活動期を経た後、湖が涸れ、干上がって盆地となってしまいましたが、富士山や付近の火山山麓の伏流水を水源とするいくつかの湧水池(湧水の出口が池として残ったもの)が残りました。
そのうちの代表的な8つの湧水池の総称こそが、「忍野八海」なのです。
(※ちなみに、かつてこの地に存在した「忍野湖」の存在は確かなものですが、「忍野湖」と「山中湖」がかつては1つの巨大な「宇津湖」であったとする説については、標高差の地形的観点及び山梨県環境科学研究所のボーリング調査により宇津湖の存在が否定されるなど、諸説あるようです。)
「忍野八海」は、そのような特異な自然現象と、富士山に降り積もる雪解け水が数十年という歳月をかけてろ過され澄みきった水となった美しく神秘的な姿から、訪れる観光客も多く、富士山周辺の人気の観光地として広く知られています。
そんな「忍野八海」は、「形状、水質、水量、保全状況、景観、仏教思想(富士信仰)など」の観点から、1934年に国の天然記念物に指定されたほか、1985年には環境庁から全国名水百選に選定、1994年には県新富嶽百景選定地に指定、更に2013年には「富士山ー信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部として、世界文化遺産にも登録されました。
ちなみに「池」であるにもかかわらず「八海」と呼ばれるの理由は、8つの湧水池が大変神聖なもので、「池」というには勿体無いほど尊いためだそうです。
今回は、ゆづると一緒にそんな富士山周辺の人気の観光地である「忍野八海」に属する8つの湧水池全てを巡ることを目標に、「忍野八海」を訪れました!
■「忍野八海」一帯の中で最も賑わうエリア!
さて、「忍野八海」に到着し、車を降りると、まず最初に昔ながらの情緒漂う茅葺き屋根が印象的なお土産物屋さんなどが立ち並ぶ、8つの湧水池が集まる「忍野八海」一帯の中でも最も多くの人で賑わうエリアに辿り着きました!
3連休の中日ということもあって大賑わいを見せていたその場所は、茅葺き屋根が印象的ないくつかのお土産物屋さんだけでなく、大きな美しい池もあり、大変風情ある素敵な場所でした!
(※ちなみに後ほど詳しく説明しますが、「忍野八海」一帯の中で最も多くの人で賑わうこの場所にある大きな池は「中池」という池で、「忍野八海」に属する8つの湧水池のうちの一つではありません。)
そんな昔ながらの情緒漂う素敵な場所にて、まずはお写真です!
ママさんとゆづる。
私とゆづる。
ちなみにこの日は快晴だったものの、夕方以降は夏の時期特有の急な雷雨があるかもしれないとのことだったため、「忍野八海」一帯の中で最も多くの人で賑わうこのエリアには後ほど再び戻って来ることにして、簡単に写真撮影を済ませた後は、晴れているうちに出来る限り多くの湧水池を巡るべく、この日最初の湧水池を目指して早々に歩を進めました!
■七番霊場「鏡池」!
かつて富士講の信者たちが富士山登頂前に水行を行なったとされる「忍野八海」には、1843年に各池に守護神の「八大竜王」が祀られ、「忍野八海」に属する8つの湧水池のうちの「出口池」を一番霊場、「菖蒲池」を八番霊場とする巡礼路が整備されていますが、今回私たちは出来る限り早めに多くの湧水池を巡るため、巡礼路通りではなく、今いる場所から近い場所にある湧水池から順に巡っていくことにしました!
ということで、まずは最初に辿り着いた「忍野八海」一帯の中で最も多くの人で賑わう「中池」付近のエリアから北に進むと、すぐに1つ目の湧水池を発見しました!!!
この日私たちが最初に辿り着いた湧水池は、七番霊場の「鏡池」です!
「鏡池」は、湧水が大変少ない池で、細長い形をしていました。
この池は、条件が整えば水面にはっきりと富士山が映り込み(そのことから「鏡池」と呼ばれています。)、見事な「逆さ富士」を見ることができるとのことでしたが、残念ながら私たちが訪れたこの日のこの時間帯には、水面に富士山は映り込んでいませんでした。
ちなみに「忍野八海」に属する8つの各池には、「忍野八海」再興の一環として作られたとされる石碑が設置されており、それらの石碑には、池の名称、禊ぎの順番、竜王名、和歌などが刻まれています。
(上の写真の看板の横に写っている「鏡池」の石碑には、「摩那斯竜王(マナシンりゅうおう)」という竜王名が刻まれており、「摩那斯」とはサンスクリット語で「慈心」いう意味で、日照り続きの時に人々が七日間祈り続けると、雨を降らせて大地を潤してくれる慈悲深い竜王なのだそうです。)
辿り着いた全ての湧水池でゆづると一緒に記念撮影をしようということで、最初に辿り着いたこの「鏡池」でも早速お写真を撮りました!
■八番霊場「菖蒲池」!
そうして最初に辿り着いた「鏡池」を後にし、「鏡池」からやや東に進むと、またもやすぐに2つ目の湧水池を発見しました!!!
この日私たちが2番目に辿り着いた湧水池は、八番霊場の「菖蒲池」です!
「菖蒲池」では、その名の通り、大人の背丈ほどに成長したショウブ(サトイモ科)と外来種であるキショウブ(アヤメ科)等の植物を見ることができ、この池のショウブを身体に巻いて祈願すれば、病気が治るという伝説があるそうです。
「菖蒲池」には、たくさんの鯉も泳いでいました!
そんな「菖蒲池」でも、ゆづると一緒に記念撮影をしました!
ちなみにこの「菖蒲池」の奥には、「八海菖蒲池公園」という公園があり、そちらも少しだけ覗いてみたのですが、これまた昔ながらの情緒溢れる、大変素敵な空間になっていました!
こちらの「八海菖蒲池公園」は、目の前に富士山を眺めることができ、東屋や、茅葺き屋根の茶屋、その名も「かやぶき茶屋」なども隣接していることから、忍野八海散策の休憩ポイントとして多くの観光客の方に利用されているそうです。
■人工池の「中池」!
そうして2番目に辿り着いた「菖蒲池」周辺の散策を終えた後は、地図を見たところこれ以上先には「忍野八海」に属する湧水池はないようだったので、再び最初に辿り着いた「忍野八海」一帯の中で最も賑わう「中池」付近のエリアへと引き返しました!
最初に写真を撮った、「忍野八海」一帯の中で最も賑わう「中池」付近に到着し、改めて「中池」周辺を散策!
「中池」には、この「忍野八海」が「日本名水百選地」であることを示す石碑もありました!
「忍野八海」一帯の中心部にあり、かつ規模が大きいことから、「忍野八海」を訪れる多くの人々が鑑賞を楽しむこの「中池」ですが、先程もちらっと書いたように、実は「忍野八海」に属する8つの湧水池のうちの1つではないんです!!!
というのもこの「中池」は、隣接する旅館「池本荘」の脇のテニスコートであった土地を池に造成した、いわゆる「人工池」なんです。
しかしその規模の大きさと美しさ、そして「忍野八海」一帯の中心部にあることなどから、この「中池」を「忍野八海」に属する8つの池のうちの1つであると誤認してしまう人が多いことや、特異な自然現象によって出来上がった価値のある多くの天然の湧水池があるのにもかかわらず、このような人工の池が天然の池以上に注目を集めてしまうといった点などを問題視する声が非常に多いそうです。
とはいえこの「中池」も、人工的に作られた池ではあるものの、もちろん池の水は正真正銘の湧水であり、その透き通った神秘的なコバルトブルーの水の雄大さと美しさは、多くの人々を惹きつけ、釘付けにするのも納得のものでした!!!
先程も書いたように、この「中池」の存在には賛否両論あるようですが、個人的には天然であろうと人工であろうと、「美しいものは美しい」し、美しいものを美しいと感じること、評することは何ら間違ったことではないと思います。
一方で、特異な自然現象によって出来上がった価値ある湧水池が周辺に存在する「忍野八海」の地をせっかく訪れたのにもかかわらず、それらの湧水池を観賞することなく観光を終えてしまうのは勿体無いことであるのは確かだと思うので、この「中池」が「忍野八海」に属するその他の湧水池に足を運ぶきっかけになったり、人工池である「中池」と「忍野八海」に属するその他の湧水池を比較して楽しむことができれば、より素敵なことだと思います。
■五番霊場「湧池」!
そうして「忍野八海」一帯の中で最も賑わう「中池」周辺の散策を終えた後は、そのすぐそばに発見した次の湧水池へ!
この日私たちが3番目に辿り着いた湧水池は、五番霊場の「湧池」です!
「湧池」は、「忍野八海」に属する8つの湧水池の中で最大の湧水量であり、揺れ動く水面や深い水底の景観が非常に美しいことから、「忍野八海」を代表する池となっており、8つの湧水池の中で最も賑わいを見せている池です。
(そんな代表的な池であるにもかかわらず、説明が書かれた看板の写真を撮り忘れてしまいました…。)
1983年に、なんとこの「湧池」の水がNASAのスペースシャトルレンジャー号に搭載され、宇宙において人工雪を作る実験に使用されたことでも名高い湧水池です。
そんな「忍野八海」を代表する湧水池である「湧池」は、極めて透明感のある、「これぞ湧水」というような澄んで透き通ったエメラルドグリーンの水が本当に美しい池で、そんな「湧池」の周りには、この日も多くの人々が集まっていました!!!
ちなみにこの「湧池」、奥に珪藻土層でなる水中洞窟を持ち、潜水調査により池の底から最奥部まで約55mあることが確認されたんだとか!!!
そしてもちろん、「忍野八海」を代表する湧水池である「湧池」でも、ゆづると一緒に記念撮影です!
そうして3番目に辿り着いた「湧池」を後にし、次の湧水池へ!
「忍野八海」に属する8つの湧水池の中でまだ巡っていない湧水池を可能な限り巡り、「忍野八海」一帯にあるお土産物屋さんにてお買い物を楽しんだり、「忍野八海」ならではのソフトクリームをいただいたりする、続きのお話は次回です!
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